2015年1月19日月曜日

きつね





アカギツネ(Vulpes vulpes)

 今の家に住んで2年目になるけれど、いつもすぐ傍に奴らがいることはうすうす分かっていた。それは、夜中に裏の雑木林から奇怪な叫び声が聞こえてきたりだとか、ウォーキング中、「ミニチュア犬フン」という形状の排泄物に出会ったりだとか、月曜の夕方、そとに出したゴミ袋に火曜日の朝小さな穴を見つけ、そこから古くなった野菜の切れ端が半分引き出されたまま、いかにもがっかりした風に置き去られていたりしたから。でも、今日、初めて朝の光の中で対面したその生物は、赤いふかふかのコートを着たほんとに素敵な生物だった。



2 件のコメント:

  1. はじめまして、こんにちは。ブログ村のリンクからやってまいりましたtomomitと申します。

    いまイギリスで犬と暮らしており、我が家のまわりにもキツネがたくさんいます。散歩中にばったり出会ったり、庭に出没したり。でも街の郊外だからなのか彼らもかなり人間の存在に慣れている感じで。こちらのお写真のキツネはなんともワイルドな風貌で、美しいですね。

    過去記事も楽しく拝見し、また犬観察記やフード情報など興味深く読ませていただきました。仔犬の到来を心待ちに、また遊びにまいります :-)

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    1. 「森の」かんりにん2015年1月26日 14:24


      TOMOMITさん、こんにちは!コメントありがとうございます。

      TOMOMITさんはイギリスにお住まいなんですね。散歩中もキツネに出会えるとは、犬にとってはドキドキものですね(笑)。私は以前少しだけオランダに住んでいたので、キツネ以外にもハリネズミやカササギなど、そちらの生き物達がとても懐かしいです。

      仔犬が来た時は、またブログに書こうと思っていますので、覗きにいらしてください。TOMOMITさんもブログをなさっているようなので、よかったらお邪魔させてくださいね。

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